映画で・・・想うこと

10月2日、映画館の支配人であった内田さんのお葬式に参列した。
58歳、心筋梗塞。奥さんと息子さんを残し、逝ってしまった。
映画としばらく縁が薄かった私にとって、驚き、寂しさに、懐かしさがこみ上げた。

25年前社会人なり立てだった私は映画のお仕事もさせていただいた。
内田さんもまだ若く、いろいろと映画について語ってくださった。
特にマイナーな映画にも詳しい方だった。

お葬式に伺ったとき
20年以上前からお世話になった映画関係の方にほんとに久しぶりお会いした。
ブログ見てますよ。とおっしゃった。

仕事にかまけて、皆さんにご無礼ばかりになっている。
今の時代が人と人のつながりをブチブチきり刻んでいる。
今の時代それがあたりまえだとうそぶき、日々生きている。

知人の方が亡くなると、
ほんとに亡くなった方が、
「たまにはお会いなさい。無礼をわびなさい」
と機会をくださっている。

またどなたかが亡くなって｢久しぶり｣といわなくていいように。
たまにはお酒でも酌み交わしながら、
いい話で更けたいものだ。