ハッピープランノート

エンディングノートをご存知ですか？
まず、映画「エンディングノート」が思い浮かぶでしょうか？
是枝裕和氏プロデュース、砂田麻美監督、
がんを宣告された父を亡くなるまで映し続けた娘のドキュメンタリー映画です。
それとも、その題名となった、
人のラストのために必要な情報を書き記した「エンディングノート」そのものが
思い浮かぶでしょうか？

エンディングノートそのものは、
自分のプロフィール、資産や負債、もしもの際の葬式や連絡してほしい人リストなど
遺言とは違う、いわば家族や残された人のための、記録ノートです。
自分の一生の振り返りや自分整理のために利用される方もおられるでしょう。

私の場合、８０歳を過ぎた両親のことを知るために、母に記入を頼んだのですが、
リアルなタイトルだったためか、断られました。
映画の方も、観たそうですがいい印象ではなかったようです。

それでも、両親のことを知り、自分のルーツをたどる上でも、
諦めてしまうのもと思い、
「ハッピープランノート」
というタイトルで、開発してみることにしました。

十数年にわたり、ファイナンシャル・プランナーの活動をしてきた経験で、
ライフプランニングの要素を取り入れて、青年から高齢者まで使えるものを
仲間と作りました。
ライフプランニングは、一生をイベントと考え、就学や就労、結婚、子育て、娯楽やリタイヤ後の活動など
表に書き込み、生活活動資金を予測し、実現に向けて調整する、いわば人生設計書のようなもの。
夢の実現のための計画書とでもいえるでしょうか。
特に、若い方に書いてもらいたいのですが、恒例の方の老後を考えるためにも利用できます。

ノートが完成して、早速母に書いてくれるよう頼んでみました・・・

（後書き追加:2012年9月2日）
ハッピープランノートをハッピーエンドノートと書き間違っていました。
本日、上記本文内正しい名前「ハッピープランノート」に修正します。
制作者が間違うとは、不覚でござった。