オガオガワールド

「南阿蘇オガオガワールド」は、YAHOOブログのサービス終了に伴い使用を終了し、引き続き「オガオガワールド」でブログ掲載中です。

ワッゲンオッゲン見ました!

ワッゲンオッゲンとは、天草で、「あなたの家、私の家」という意味だそう。
熊本でも、
ワイは、今なんしょっと?(あなたは今何してる?)
オイの家にくっか?(おれの家に来る?)
という意味です。
昨日熊本市内の映画館「電気館」で「女たちの都ワッゲンオッゲン」試写会が行われました。

大竹しのぶさんが主演、天草市牛深が舞台。
昔は漁でにぎわった港町が今は、仕事場が減り
若者が少なくなって、男も元気がない。
何とかしなければと、女たちが昔の遊郭を料亭に改造、
観光客を集めて、仕事場を増やし、
男たちを元気にしようという内容。

これ、私が、常々思っていたことを
映像にしてくれた感謝の映画です。
私は、プライベートは阿蘇で活動していますが、
牛深も大好きで、
仕事でも、プライベートでも、行った場所ですが、
ハイヤのファンでもあり、
ハイヤまつりにも行ったこともあります。
ハイヤは天草のまつりであり、民謡なんです。
阿波踊りも、ソーラン節も、このハイヤが元歌だと言われています。

南から風に乗って日本を北上する、釣り船の群れ、
大量なら、魚を売って金ががっぽり入る。
その金を港町・牛深で使って行け・・・
というような内容の歌詞。
でも、次の年は嵐にあって死んでしまって、帰ってこないかもしれない。

切ない歌でもあります。

くすくす、がははと笑えて、とても懐かしくもあった、いい映画でした。
11月17日から熊本市新市街「電気館」で上映されます。

詳しくはコチラに紹介されています。