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アメリカは日本経済の復活を知っている

ひさしぶりのライフプランです。

アメリカは日本経済の復活を知っている」    浜田浩一著    講談社
を読み終えました。
2013年1月8日第1刷発行。
購入したのは、1月29日発行の、第5刷。
もっと早く読むべきでした。

・日銀の金融政策はまちがい
・日本はハイパーインフレにならない
・日本の人口減少はデフレの原因ではない
・デフレ脱却は金融緩和で
増税の前に金融緩和を

読み終えて、
日本の行く末を按じ続けていた私も、「按じしすぎていた」ことに気付いた気がしました。

いずれも、昨年の衆院選挙前に読んでいたとしたら・・・(初版が2013年1月であるので無理ですが)
円安、株高を確信して、投資判断に役立っていたはずだったでしょう。

内容で特に、
人口減少は、デフレの原因にはならない
デフレ脱却は金融緩和で
のところは、説得されました。

浜田氏は、77歳。
外国の大学に籍を置く大先輩の学者が、日本の将来を憂い、国民にメッセージを送る。
すばらしいことです。
歳をとった学者は頑固で考えが凝り固まった人をすぐイメージしますが、
若々しくパワフルに、そして豊富な経験をもとに柔軟に時に鋭く書かれています。
将来、描かれたとおりに財政・金融政策が進み、その通りになるかどうかは
わかりませんが、素人の一国民の目からうろこが落ちたのに間違いありません。
ためになる一冊でした。