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介護施設と高齢者住宅

将来親の介護をすることになるのか?自分が介護状態になったらどうすればいいのか?
介護制度とは、介護保険とは?
現在介護に関わりがない人は介護のことがよくわかっていないし、自分や家族が介護状態になっていると介護の負担や将来への不安が日々重くのしかかってきます。
そもそも介護とは何なのか?
ウィキペディアの紹介の中に「理念的には家族介護への支え」とあります。
日本の超高齢化と少子化の中で、今後果たして80過ぎの親を60歳の子が介護するような老老介護は可能なのでしょうか。
経済停滞とデフレの中で、結婚しない人たちも増えています。
収入がなければ、介護費用も払えないし、そもそも介護保険料も払えないかもしれない。
ちょっと不安を煽るようなことばかり言ってしまいました。話を基本に戻しましょう。

介護を必要とする場合、自宅で介護をする以外に、介護施設か高齢者住宅に入居する方法があります。
介護施設は、・介護老人保健施設介護老人福祉施設・ケアハウス・介護付き老人ホーム・小規模多機能型ホームがあり、
内容や国の管轄が異なります。
高齢者住宅は、・住宅型有料老人ホーム・サービス付高齢者住宅・その他の高齢者住宅があります。
介護施設は、自宅介護ができるように状態を改善させる目的のものや、介護度が高い人のための施設、認知症の人を対象とするものなどに分かれます。
高齢者住宅は、自宅と同様に住まいであり、介護サービスがないものとサービス付きがあります。
高齢者住宅は、3食付きで月十万円を切るものから、数十万円するところまであります。
保証金もピン切りです。自宅介護は難しいと思われる場合に、施設や高齢者住宅を見て回ることがとても重要です。
1日~数日体験宿泊もできる所があります。
入所して合わないとなると、他の施設を探さないといけないし、介護を必要としている場合、体の負担も大きくなります。
国の医療負担削減目的もあり、入院日数が2カ月ほどで退院しなければならない場合、安易に自宅の近くの医院に転院してしまいがちですが、大きな落とし穴があります。
骨折した後に、内科医院に転院した場合、外科治療が行われなかったり、外科医院に入院すると他の科の治療ができなかったりします。
これを専門用語で他科受診と言います。
病院・医院の都合としか言いようがありませんが、複数の科の治療が必要な場合は、総合病院に入院するか、
重度ではない場合は、自宅か高齢者住宅を住まいにしてそこから介護保険を利用した通院をするのが望ましい場合があります。
ぜひ、病院やケアマネージャーなど専門家と十分に話し合って処遇を決めてほしいと思います。
介護のことが分からず後で後悔しないよう十分気をつけてください。
熊本の介護施設や高齢者住宅のことは、NPO法人ワークショップ「いふ」のホームページに詳しく載っていますので、参考にしてみてください。