オガオガワールド

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おかげさまで生きる

死ぬことはだれでもある、全員参加・100パーセントのイベント
老いて病と闘うな、病は老いの友達
病気になったら、やられたと思うな、ちょっと厄介な友人、うまく付き合え
後悔はするな、反省は毎日しろ
宗教は死を怖がらないためのこころの柱
自分を最後に評価するのは自分
60歳からが本番、それまで粛々経験を積め

これは、私が日ごろ心に刻んでいることです
できるだけストレスなく生きて、老いていくことの作戦のようなものです

遺言を書く人が、熊本は福岡の半分
と聞いたことがあります。
熊本はそれだけ財産に関していさかいもめごとがないのかという話になり、
いやいやそうではなく、もめごとは多いのだが、
そうならないために遺言があることを知らない人が多い
という結論になりました。
そもそも、「遺言は書かなければならない」ではなくて、
お金を貯ためる→お金を使う→残ったら人にあげる
老後のためにお金を貯める→年金だけでは足りないのでそのお金を使う→残ったら家族等に分ける
その、最後の人にあげる・分けるためのお金を持がある人の指図
それが、遺言であることをまず理解することが大切

知人のお父さんがなくなって、
「父はほとんどお金を残さなかった。葬式代だけだった。」
と聞きました。
後にもめごとを残さない、きっぱりとした生き方です

身内が
生まれる、生きる、年とる、死ぬ
もっと簡単に
生まれる、死ぬ
と、よく口にします。
宗教の理念のようでありますが、
これこそ、人生観であり死生観ではないかと思います
人生いろいろだが、結論は、人生とは「生まれて死ぬこと」
その中でやるべきことを粛々と日々考えやり続ける

といいながら、日々仕事から帰ってはちびちびと酒を飲み
そのうち眠り込んでしまう自分に反省です。


さて、前置きがかなり長かったですが
外科医が書いた、老い方・心の本
結構、そうだよねと共感できることが書いてあり、納得してしまいました。

「おかげさまで生きる」矢作直樹著・幻冬舎(1000円+税)