ＮＨＫ特集幻の山カカボラジ

昨日、４月１１日、２１時からＮＨＫで「幻の山カカボラジ」が放送されました。
たまたま９時過ぎ、ＮＨＫを点けて
「わっ、カカボラジやってる。」
と見入ったのですが、
友人からもミャンマー好き秘境好きの私に「知らせないかん」と電話ももらっていました。

徒歩でジャングルを２週間かけ歩き、それから頂上に向けアタック。
私は、５８００メートルの頂上よりも、
ジャングルから３０００メートル級に自生生息する
動物、昆虫、植物に関心があります。
空撮もあり、無人撮影ヘリ・ドローンも使用したのではないかと思いますが、
残念ながら、頂上アタックがメインで動植物は少ししか出てきませんでした。
行程は１カ月に及んでいるので、さぞ多くの撮影記録を持ち帰ったと思いますが・・・。

さて、カカボラジ山５８８１メートル、登頂記録は、唯一１回、尾崎隆氏とミャンマー人ナンマー・ジャンセン２人による登頂のみ。
尾崎氏はその後亡くなったので、生存しているのは、ジャンセン氏のみ。
彼は番組にも登場しました。

番組で結局登頂は失敗。
ヒマラヤにつながるカカボラジは、エベレストにはるかに高さに劣るものの、
人を寄せ付けない、幻の山であることを改めて見せつけられました。

尾崎隆氏著の「幻の山、カカボラジ」山と渓谷社から出版されています。
本を読んではいましたが、映像で見たその山は、想像を超えて人を寄せ付けない幻の山でした。