オガオガワールド

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阿蘇水害復興ボランティアに参加

7月21日、午後から内牧の被災地のかたずけのボランティアにMAT仲間のカジさんと参加してきました。
午前中仕事の後、阿蘇市在住Fさんの紹介で、阿蘇市体育館に13:30に到着。阿蘇市商工会の受付へ。
天気は小雨が降ったりやんだり。

受付で、マスクとゴム手袋をもらい、旅館の泥の排除に向かった。現場は、黒川沿いで、30センチほど
泥が旅館に堆積し、その泥の排せつが作業。
泥をスコップですくい、麻袋に詰める。栄養豊富な泥は臭い。
10人ほどのボランティアとともに、詰めた麻袋を外へと運ぶ。
重い、1袋10キロぐらい。150袋はあっただろうか。
17時に終了したが、20~30代が中心のボランティアに交じり、50代半ばの私は、腰を痛めそうになった。
(皆活動に専念しているので、体を壊しそうなときは、自分から、「休憩します」と宣言すること。
そうしないとほんとに壊れる)
活動中、ペットボトルのお茶とカステラが支給された。
(体から汗があふれこぼれてくる。「塩けのあるアメがほしかった。」とカジさん)
自分たちは、土曜半日の参加だったので、毎日活動している人々には頭が下がる。
商工会の活動は、22日で一応終了予定。一見街中の道路を通ると片付いて見えるが、1本裏道に入ると、
まだまだ泥の除去や家の中の洗浄が終わっていない。
がけ崩れで家がつぶれた現場が現場に向かう途中にあったが、全く手がつけられていなかった。
これから、地道な除去作業がある。
阿蘇市体育館には、10世帯以上の方々が、まだ避難しておられた。

行ってみて初めて分かる現場のにおい。泥のにおいも現場の惨状も、ちょこっと参加しただけでしたが、
「行ってみらんとやっぱわからんね。」カジさんと私の感想です。
冗談も言えんほど最後は疲れた。
でも、ボランティアの人たちは、明るく前向きでした。
最後に地元のボランティアリーダーからの挨拶で
「地元もやっと落ち着いてきて、笑顔も見られるようになりました。
今度は、みなさん阿蘇に遊びに来てください。」
参加させてもらってありがとうという思いです。