「僕の死にかた」

金子哲雄さんのエッセー
「エンディングダイアリー５００日・僕の死に方」（小学館・１３００円税別）を、きのう読みました。
ロイヤルホストで、１８時半から３時間
読書がのろい私も一気に読み終えました。

「死は突然後ろからやってくる。」
私の先輩が、五木博之さんの言葉を引用して言いました。
まさに、金子さんもそんな感じではなかったでしょうか。

死を宣告されて、さぞや動揺と落胆されたことだと思います。
流通ジャーナリストとして、残された短い時間をどう生きたらいいか。
奥さんと最後の時間をどう過ごしたらいいか。

本の前半は、流通ジャーナリストとなった自叙伝
後半は、闘病記

まさに、「生き（息）ぬくこと」を教えてくれる終活本
健康な方、若い方にも読んでいただきたい。

最後の、本人の会葬礼状は圧巻です。