オガオガワールド

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お寺の音楽会

4月29日、熊本市高平の浄国寺で、ピアノとバイオリンの
「ジュンコ&ナリコ」コンサートが開かれました。

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北海道の知人の紹介で見に行ってきました。
音楽会を毎年数回開催されている浄国寺の住職さんが
開催されました。
熊本は25℃と初夏の陽気でしたが、北海道はこの日5℃だったとのこと。
北海道の風にのって歌声を運んできてくれました。

さて、お寺では、檀家が減って、寺の経営も厳しく、
兼業されている寺も多くありますが、
浄国寺さんのように、音楽会や落語の会など催しを開催されて、
檀家さんに限らずお寺に足を運んでもらい
寺に親しんでもらおうという考えの住職さんも中にはおられます。

以前は、寺は先祖供養はもとより、子どもの教育を行い、地域の中心として
寺の役割は重要なものでした。
しかし、核家族化、葬儀の簡略化、子どもが郷里を離れ、
檀家が減少し、寺の収入は減る一方です。

日本人特有ともいわれる、先祖崇拝・供養の習慣を廃れさせないためにも
それが今後も必要なものであるならば、
親しめる寺、経営が成り立つ寺づくりを、住職・檀家ともに行って行くべきではないでしょうか。

寺の行く末は、日本人の魂の行く末にもつながります。