オガオガワールド

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川辺川骨折渓流釣

9月7日、南阿蘇で釣り具を車に積み込み、朝3時に出発し、
4時に熊本で、N君の車に乗り換え、
2年ぶりに川辺川に向かった。

目的は、岩魚と山女釣り
九州で岩魚が釣れる川のひとつが、川辺川。
もともと岩魚は九州には生息していないと言われ、
明治以降に放流された岩魚が
居付いたと言われている。

5時過ぎ源流に到着。

早速、N君は、20センチ超の岩魚をルアーでゲット。
見ると、日光岩魚に似た模様の岩魚。
私もルアーで同サイズの山女ゲット。

イメージ 1

先日の雨で、川は増水し、遡上できないので、
釣り場を替えることにした。
実はこの川の入渓の際に
右足の靴(ウェイディングシューズ)の底(フェルト)がはげ、
フェルトなしでの釣行となり
不吉な予感もしたが・・・

2本目の川に入り、釣場所を決めるのに
上流に向かい淵を左巻きして岩を踏んだ時
雨でゆるんだのであろうか、
岩が動いた衝撃で、
頭の高さぐらいから岩が崖からはがれて左足の甲を直撃。
次々3個も乗ってきたため
異様な角度に甲が曲がり、
ただではすまないなと感じた。

N君を呼ぼうにも、蛇行する渓で姿が見えず、
流れの音で声も届かないので、とりあえず見えるところまで這ってでも行こうと
岩を一つずつ両手でどけて、やっと動けるようになり
岩を四つん這いになりながら、見晴らしが利くところに出た。

N君は下流で釣りをしており、ちょうどコチラを振り返ったので、
身振り手振りで、
「アシヲ、ラクセキデヤラレタ、ウゴケナイ」
と送ったつもりが、どうも勘違いしたらしく、
また、釣りを始めた。
これでは、しばらくは助けにくるまいと考え、
左足を引きずりながら車があるところまで這いあがり、
車の横で、仰向け状態で、N君の戻りを待った。

やがて、異変に気付きたN君が戻ってきて、
その日の釣行は終了。
私の家の近所の外科に連れて行ってもらった。

診断で、最初すねの骨にひびが入っているとのことだったが、
再度レントゲンを撮ったところ、折れている個所があり、
ただ今ギブス状態。

松葉杖をついての生活は、思った以上に体力が必要で、
買物に行くにも、コンビニやスーパーの店の前に腰かけて休憩する場所もなく
身障者や老人は不便であろうと、日ごろは思いつかなかったことも
気づく今日この頃。
仕事のスタッフや家族が時々気遣ってくれるのが救い。

ケガから1週間、休みの日は、足をあげて寝転び、
テレビばかり見て家で過ごしていたが
そろそろ何かしなければとパソコンを開いた。

渓流釣りを始めて20年余り。
糸を針穴に通すのに目の焦点を合わせるのに時間がかかるようになった。
「年だから、もう危ない所に行かないように!」と周りの声

いえいえ、今度行くときは、頑丈な靴を履いて、笛と無線機持って行こうと思います。