オガオガワールド

「南阿蘇オガオガワールド」は、YAHOOブログのサービス終了に伴い使用を終了し、引き続き「オガオガワールド」でブログ掲載中です。

護寺会

終活のカテゴリーは何でしょうか?みつかりません。
まだまだ、終活のことを書き込むブログは少ないんでしょうね。

さて、今日は、寺の護寺会(ごじかい)についてです。

護寺会は、簡単に言うと
寺の世話役会
檀家や信徒を取りまとめ、寺の会計や行事を司る組織のようです。

寺とは、そもそも法的にどのような組織か?
宗教法人
たとえていうと宗派のフランチャイズのようなものだそうです。
住職は本山を長とする社員のようなものと思っていましたが、
コンビニの店長兼オーナーのようなもので、
独立しているとのこと。
寺の住職は世襲で、
子どもに跡を継がせることが多いそうですが、
子どもがいなかったりすると、跡とりを住職仲間から紹介してもらったりして
自力で探すそうです。

今は、寺の経営だけでは生計がたてられない場合は、
兼業の住職も多いようです。
専業するには、檀家が150ぐらいないと成り立たないとも。

そこで、護寺会があります。
寺の行事や会計、檀家の行事、それぞれの管理等住職1人ではできない。
護寺会は、檀家や信徒が組織する会で、
決めごとや会計管理等を行い
住職の業務を代行し、独立性を保つ。

ある寺に聞きましたら
会費が6000円、他に墓の管理料があり、お布施は個々人で様々だそうです。

寺のありかたもさまざま。
30年後には日本の人口は今の半分になり、また半分が高齢者との予測もあり、
寺の役割や存在が大きく変わっている気がします。

人は、生まれ、そして死ぬ。
誰一人として例外はありません。
死を意識して生きる。
安らかに眠るための方法です。
寺の存在もそこが原点のような気がします。