延命措置

「この国で死ぬということ」の中にも
延命はしない。しないでほしい。
という人が何人もいました。

医療の進化で、人の命を伸ばすことができる。
延命措置を施すことで、寿命が延びる。
果たしていいことだけなのでしょうか。

長期の治療で、医療費負担が大きく家族にのしかかります。
生命保険も一般的に入院給付の支払期間に限度があり、高額医療費制度で上限があっても、
保険外治療や、食費、身の回りの雑費、個室の経費、見舞いやヘルパーの経費など
保険外の費用負担があります。
患者のお世話も家族が付添う場合、長期の入院で疲労も増し、経費もかかり、
仕事に支障が出る場合も。

もちろん、延命を本人が望み、家族が望む場合があるので、
一概には言えません。
言えることは、生きているうちに、延命措置について一度考え、
家族で話し合っておく必要があるのではないかということです。

延命措置をしない場合、事前に意思表明をしておく必要があります。
エンディングノートを思いつきますが、その事態になった際、
意思表明の確認ができないと意味がありません。

私も、まだ勉強不足なので、
どのような形があるのかを今後調べたいと思います。