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臨床宗教師

医療、介護、終活、どのジャンルで書きこもうかと思いましたが、
とりあえず終活にしました。

2月6日、熊本市北区の菊南病院で開催された、
臨床宗教師の講演を聴きに行ってきました。
来場者は100人以上。

初めて聞く名称、まず、臨床宗教師会リーダーの谷山洋三東北大学準教授のお話しを興味深く聴きました。
そのあと、参加者が10人程度のグループに別れてディスカッション。
・参加者が2名ずつになり、自己紹介と握手
・傾聴する練習
最後は質問コーナー
・死んだらどうなる?
・魂は生き続けるのか?
・お布施はいくらがよいか?
など
あっという間の3時間でした。

臨床宗教師会は、谷川先生中心に、東北震災後に立ち上げたとのこと。
震災で家族を亡くした人のこころのケアを宗派を超えて行う。
会員は、僧侶、牧師など全国に約200名。
勧誘は行わない。
宗教者として、苦悩や悲観を抱える人たちに寄り添うのが目的。

輪廻はあるのかという質問に、谷山講師は
「わからない。あるといえばあるし、ないといえばない。信じるかどうか、ひとそれぞれ」
「中途半端はよくない、信じるか、信じないかにすればよい」
とてもわかりやすい答えでした。

病院でも、今後臨床宗教師の活動が広まっていくだろうとのこと。

とても参考になりました。